飲食・流通の現場で感じた課題や気づきを記録するノート

KURU フィールドノートは、
飲食店の仕入れや流通の現場で実際に起きていることを、
立場を決めつけず、構造として記録するためのノートです。
特定のサービスを紹介することを目的とせず、
現場で感じた違和感や問いを、そのまま残しています。

飲食店で働くとき、
最も優先されるのは、やはりお客様です。

目の前のお客様に集中すること。
売上をつくること。
それが基本であり、最優先事項です。

ただ、それだけでは終わりません。


飲食店の現場には、同時に多くの責任がある

売上を上げるためには、
味のブレを管理しなければならない。

どの作業を、
どのようにスタッフに教えれば
売上につながるのかを考え、
教育も行う必要があります。

現場は常に忙しく、
火と刃物がある環境です。
安全管理も欠かせません。

その一方で、
経理、在庫管理、仕入れ管理といった
裏側の業務も存在しています。


飲食店の在庫は「待ってくれない」

飲食店の在庫は、
工業製品とは違います。

時間が経てば、
そのまま価値が下がり、
最終的には廃棄になります。

管理を誤れば、
すべてがロスになります。

鮮度を維持できなければ、
料理として成立しません。

それでも、
コスト管理は厳しく求められます。


これだけのことを、本当に同時に管理できるのか

冷静に考えてみると、
これだけ多くのことを処理しながら、
細かなコスト管理まで
完璧に行うのは、
現実的にはかなり難しいと思います。

決して、
飲食店が怠けているわけではありません。

むしろ、
忙しすぎるからこそ、
「後でやろう」が積み重なっていく。

そして気づいたときには、
管理は感覚や記憶に頼ったものになってしまいます。


だからこそ、DXが必要だと感じた

この現実を前にして、
必要なのは根性や努力ではなく、
環境だと感じるようになりました。

仕入れたものが自動で整理され、
数字として可視化される。

どこをどう見直せば、
仕入れコストを抑えられるのかが分かる。

その情報が自動でExcel化され、
会計士にそのまま渡せる。

もし、
そうした環境が最初から整っていれば、
管理は「負担」ではなくなります。


飲食店が本当に向き合うべきもの

飲食店は、
人を相手にする仕事です。

大きな喜びを感じる瞬間と、
大きな挫折を感じる瞬間が、
同時に存在します。

だからこそ、
本来注ぐべきエネルギーは、

・お客様への対応
・料理やサービスの質の管理

に向けられるべきだと思っています。

それ以外の部分は、
できる限りDXによって支えられるべきです。


それが、結果として店を強くする

管理が整うことで、
現場に余裕が生まれます。

余裕は、
サービスの質に反映され、
お客様満足につながります。

そして、
リピーターが生まれ、
結果として
「続く店」「強い店」になっていく。

そうした循環をつくることが、
飲食店にとって
一番の近道だと考えています。

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